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年頭の一枚

以下の絵は我流ペン画のコレクションです。落ち着かない気分の時には描くことが出来ません。毎年一枚が目標なのですがネ。したがって原画はハガキサイズでした。最近は目が見えません。一回り大きく書いてはがき大に縮小しています。

「年頭の一枚」というようになりました。90年代の終わり頃に、喪中欠礼はがきに「お前の年賀状は楽しみにしているから送ってくれ」と書いてありました。

もともと、私はへそが曲がっていますから「年が明けたって目出度くなんてないわい」と思っていましたので、すかっと頭の中が晴れ渡りました。心にも何にもないただ決まり文句の「謹賀新年」なんて一切書くことを止めました。 

それ以来、年賀状では無くなりました。年明けの時期なので年賀はがきで送るか、普通はがきで送るかを区別しているだけです。今年も一枚描いた、何とか元気でいるという便りの代わりです。「明けましておめでとう」と書きません。家族をなくされた友人には慰めの一枚と解釈してもらっています。手書きの絵葉書が届いたと思ってくだされば幸いです。

サムネイルをクリックすると詳細が表示されます。年号は皆さんにお届けした年号順です。大方は、前の年の秋から暮にかけてのどこかで描いています。ですから現地に行って何年か後に描いたものが殆どです。

風景を写生する積もりで、構図まで考えて写真を撮ってくるのです。



Click the Thumnail below

下のサムネイルをクリックすると詳細ページに飛びます。
 

ベレムの塔
(リスボン)
1994
ノートルダム寺院
(パリ)
1995
故宮
(北京)
1996
議事堂
(カナダ・ビクトリア)
1997
フリンダース通り駅
(メルボルン)
1998
豫園の龍墻
(上海)
1999
サクレクール寺院
(パリ)
2001
リンデスファーンの廃墟
(イングランド)
2003
タワーブリッジ
(ロンドン)
2004
慶州佛国寺
(韓国)
2005
聖トリニテ教会
(パリ)
2006
カセドラル
(マドリッド)
2007
メトロポリタン・カセドラル
(メキシコ・シティ)
2008
エジンバラ城
(スコットランド)
2009
モンサンミッシェル
(ノルマンディ)
2010
議事堂
(ブエノスアイレス)
2011
市庁舎
(パリ)
2012
ベイブリッジ
(サンフランシスコ,)
2013
ピッツバーグ大学
(ピッツバーグ)
2014
慶應義塾大学
(三田)
2014
法政大学
(市ヶ谷)
2014
パルテノン神殿
(アテネ)
2015
万福宮
(シンガポール)
2016
ルーブルホテル
(パリ)
2017
旧ブルボン宮殿
(パリ)
2018
大雁塔
(西安)
2019
闘牛場
(マドリッド)
2020
故宮博物院
(台北)
2021
エメラルド寺院
(バンコック)
2022
カセドラル
(サンパウロ)
2023
コルコバードの丘
(リオデジャネイロ)

2024
 

 

⇒ 英語版目次(English Version Index)


2012年の3月ことです。ニューオリンズのドラマー、David HansenからのFacebookでのメッセージです。


David Hansen

David Hansen
March 7, 2012 via mobile
near New Orleans, LA
.
Hi Kunihiro, great to hear from you. Enjoy the snow - must look fantastic on Mt. Fuji. Here is a photo of my wall with all your sketches. Each year, I print them in color on marbled linen paper. Thanks, David

Davidは以前から私の「年頭の一枚」をリネンペーパーにプリントしてフレームに入れて飾っているとメールに書いてきました。この度は写真つきです。どうやらデジカメでパチリとやって、Facebookにアップしたのです。(2012/3/7)

93年卒の早苗ちゃんが今年の「一枚」をプリントして飾ってくれました。(2015/1/2)


ペン画以前の作品が一部残っていました。古い順に並んでいます。ペン画の前は「プリントごっこ」という子供のおもちゃがありました。結構楽しませてもらいました。だんだん原画の版を作るのにいろいろな技法を編み出すわけです。

それ以前は木版画に凝っていました。しかし、枚数が年々増えていくので、刷りに1週間かかるようになったので、代わりの仕掛けを探したわけです。

上の2段は版木が残っていました。そこで、2008年の暮に刷って追加しました。古い版で乾燥しきっています。なかなか刷りづらいものです。木が水分を吸い込んでしまって紙にうつりません。ご覧のようにかすれてしまったりします。



木版 1954

木版 1956

木版 1957

木版 1959

木版 1960

木版 1961

木版 1962
 

木版 1976

木版 1977

木版 1978

毛筆 1982

8ビットPC 1983

木版 1984

8ビットPC 1985

木版 1986
 
プリントごっこ 1987
 
プリントごっこ 1990
プリントごっこ 1991
 
プリントごっこ 1992
 
プリントごっこ 1993
     

この次の年からペン画になります。我が家にCANONの小さなコピー機を買ったところ、それで綺麗なコピーがとれるようになったからです。一枚一枚コピーでハガキを作成しました。

ペンは"rotring"のArt Pen Graphという細い線が書けるすぐれものです。これも何年か前にぶっ壊れました。もう、道具にこだわらず、そこらにあるペンを使っています。これを見た、ぺんてるに勤める教え子が、筆文字サインペンをダース送って来ました。

現在では、原画からスキャナーでとってプリントしています。

色付けは、最近、高級な絵の具をもらったので英国製Rowneyの固形水彩絵の具です。

このように時代が変わり、新しい道具が使えるようになると、年賀状一つが変遷を遂げるのです。面白いことですね。物事を時間軸の上に並べるといろいろな時代背景が浮かび上がってくるのです。歴史は偶然性もありますが、ほとんどのことは必然性があるものなのです。

一番上と下にあるのが年代順に並べたリンク表です。


木 彫 刻

版画人間は彫刻刀の使い方が上手です。如何に難しいものを彫るかに挑戦したことがあります。

鳥は1980年ころに作成したものです。チョット手許が狂うと「オジャン」になります。

珍しのは端渓硯のケースです。これは1980年代中頃だったか?

(2018/11掲載)

木彫
木彫
硯ケース
 
↑画像をクリックして

私のギャラリーに「お友達の作品」も御覧に入れるようにしました。


寛ちゃんの絵

大学時代のお友達、伊東寛治が水彩画を習いだしたという年賀状がきた。それから暫くして絵葉書を送ってくれた。(2001/1)


↑ザクロをクリックして

志賀聡美の文字記号アート

90年代の終わりごろ、トロンボーンの志賀聡美が西麻布のINDIGOに連れてこられたのは芸大を卒業するかどうかの頃だった。プロになってから彼女が毎月ライブの案内を送ってくれるのだが、メールに埋め込まれた「記号画」が珍しい。あらためて、紹介のページを作成した。(2016/5)

↑鯉のぼりをクリックしてください。


高校生のイラスト

わかGの法政での教え子、福田泰子はオペラ歌手ですが、そのランチコンサートに行ってきました。彼女の息子は普通部から慶應に入りました。もう高校2年だと言います。4月には3年生になります。

彼の同級生の山田康平君が私のテーブルにやってきました。イラストレーターだと言います。そして、わたしのプログラムの余白にさらさらと絵を描いてくれました。驚きの少年でした。先ずは、左のイラストをクリックしてください。(2016/1/11)

その6年後の話があります。右の油絵をクリックするのだよ!!(2022/9/1)

 
2016 掲載
2022掲載
 

佐々木さんのジャズ似顔絵

ジャズ友達の画家が戯れに描いた似顔絵をホームページに載せていました。そのHPが閉じられてしまいました。ところが、ちゃんとダウンロードしてフォルダーにしまってあるのを見つけました。

絵を見ると、我々、ジャズ通には元の写真が想像できます。(2017/9)

↑カーメンをクリックしてください


波多野勝男君のお祭りシリーズ

幼稚舎から大学は工学部管理工学科まで同じ道を歩んだ。彼は電通マンとなった。しかし、つい最近まで画家だとは知りませんでした。ついに総理大臣賞までとってしまいました。(2018/1)

↑だんじりをクリックしてください


まりちゃまの傑作品展

四国の観音寺町に住む可愛い後輩がいます。身体からユーモアが湧き出てくる珍しい人です。彼女が探していた”A Time For Us”の譜面を送って上げたのがきっかけで仲良くなりました。

「特別展示室」というコーナーに入れてありますが、こちらからもアクセスできるようにしました。(2019/3/15)

↑はなわかGさんをクリック


佐々木マリのMari's Glass Studio

沢田靖司JazzVocal教室の優等生とは30年近い付き合いだ。スキーにも思い入れがあり、若山ゼミのスキー合宿に2回も参加したという珍しい人です。ジャズボーカルも師範代理をやらされるほどの達人。若い頃にヤマハホールでリサイタルも開いた。そのマリちゃんがFacebookにMari's Glass Studioを開設し、「”いいね”をしてくださーい」と言って来た。

覗きに行ってクリビツ・テンギョウ!!(2019/3/9)

↑ガラス器をクリックしてください


荒木折り紙ギャラリー

奈良にお住まいの荒木 豊さんは、Fuor Freshmen Society 日本支部での旧友。2年前にお会いしたとき、お土産の「折り紙」にビックリ仰天させられました。(2020/3/26)

↑折り紙をクリックしてください


天白由起イラスト

SUITE VOICEのリーダー天白由起の描く絵というかイラストというか、実に人には無いセンスを持っている。沢田Vocal教室では兄妹弟子だった。(2020/5/7)

↑鍵盤をクリックしてください


ふうこの猫屋敷

清水チョロさんとふうこ夫妻とは揃って仲良しですが、ふうこさんの猫の絵は1匹ごとに誰ちゃんって判るように描かれています。(2020/5/12)

↑子猫をクリックしてください


麻里衣の水彩

小学5年生のマリイが絵を描きました。あっという間に・・・爺ちゃんはクリビツ・テンギョウ!!(2022/9/1)

↑花をクリックしてください


江戸町火消錦絵師 岡田 親

ジャズピアニスト長部正太の立教高校時代からのバンド仲間の岡田さんが長部正太のCDジャケットの絵を描いている。その岡田さんが作成した今年のカレンダーから「江戸町火消錦絵」をご覧ください。(2023/5/4)


↑CDをクリックしてください

松尾勇人のスカイツリー

民音に勤める松尾さんがスカイツリーのそばに住んでいます。毎日のように窓からシャッターを切っているのでしょう。(2024/1/15)

↑ツリーをクリックしてください


1954
1956
1957
1959
1960
1961
1962
1976
1977
1978
1983
1984
1985
1986
1987
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2001
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
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2014
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