年頭の一枚 2024

コルコバードの丘に立つキリスト像
(Rio de Janeiro)


1987年8月に南米で初のInternational Federation of Operational Research Societies(IFORS・国際OR学会連合)の国際会議がアルゼンチンのブエノス・アイレスで開催されました。

われわれはロサンゼルスからサンパウロに飛びサンパウロ大学とフォルクスワーゲン自動車工場を見学し、ブエノスアイレスに乗り込んだ。ここで、1週間の国際学会に参加、日曜日にはイグアスの滝を見に行った。そこからリオデジャネイロに飛んだ。こんなところに行って「遊んでたんだろ」って言われるといけないので、ちゃんと電力会社を見学したのだ。

この絵は、誰もが知るコルコバードの丘に立つキリスト像である。37年後に描いた絵です。

この丘は花崗岩の丘です。降りてくる途中の岩の壁をほじくって、持ち帰ってきました。

「リオのカーニバル」を見せるための大きなホールに皆を連れて行きました。各国のお客で超満員です。

ショーの途中で、各国からお客をステージの上にあげて、何か芸を見せろという。


松田武彦先生夫妻              Saul Gass先生夫妻     若山
IFORS 1987 at Buenos Aires  

日本の番になった。東工大学長松田武彦団長に「若山、国威を発揚してこい」と送り出された。でかいステージに上がると、坂本 九の「上を向いて歩こう」の伴奏が鳴り出した。普段歌わない「上を向いて歩こう」を歌ってバカ受けしてしまった。

という訳で、2024年の年頭の一枚は「コルコバードの丘に立つキリスト像」です。

原画(B5) ぺんてる筆文字サインペン