2005年頭の一枚

慶州の仏国寺(韓国・慶州)
 
Bukkoku Temple (Korea)

2004年は「韓流の年」と呼ばれました。 今までの日本にはなかった社会現象です。

爵士樂堂は誕生後間もなく、当時の京城(今のソウル)に移り住み、その年の12月に日米開戦、そして昭和20年8月15日に終戦となりました。翌昭和21年になってから引き揚げて来ました。5歳になったばかりでした。

それから42年後の1988年にソウルでアジアのOR国際会議が開かれました。爵士樂堂は42年ぶりに韓国の地に降り立ちました。プサンから慶州を見学し、高速道路でソウルに入りました。慶州には歴史的な見どころがたくさんあります。

仏国寺という古いお寺がありますが、人っ子一人もいない静寂の中でその甍の重なり合う様は見事な美しさでした。大変印象的でしたが、なかなか絵に描くチャンスがありませんでした。あたためて置いた図柄と言えます。