年頭の一枚 2010

モンサンミッシェル(ノルマンディ,フランス)

Mont St. Michel (France)

1990年パリで会議がありました。アテネのIFORSの翌週にパリへ飛びました。日本OR学会チームの団長の東京工業大学学長の松田先生の奥様がモンサンミッシェルに行きたいとおっしゃいました。

「それは幸い」と、会議をサボって観光バスで出かけることにしました。

ノルマンディの海岸まで行かなくてはなりません。パリよりもイギリスのほうが近いのです。観光バスで朝7時にパリを出て、およそ東京から名古屋までの距離を一般道で走るのです。昼前にモンサンミッシェルが見えてきました。

モンサンミッシェルでは修道院が島のてっぺんに建っています。千年の間に何度も建替えられています。

暗ーい回廊から修道院の中庭と尖塔が見えました。印象に残る光景でした。

戻ったのは夜11時でした。


Mont Saint-Michelとは「聖ミカエルの山」という意味です。
 

これがモンサンミッシェルの全景です。バスが写真を撮るのにいい位置だと止めてくれたのです。確かに20年前の写真です。

モネの絵に出てくるポピーは道端にいくらでも咲いています。

日本でも道端に咲くようになりました。

これは何処だかお分かりになりますか?これはイギリスの

St. Michael's Mount

といいます。モンサンミッシェルの英国版というわけです。

サリナ・ジョーンズのマネージャーのトニー・パクスリーが教えてくれました。おどろきました。

日本にもあった。

そっくりじゃないか。

原画(A4版) Pentel 筆文字サインペン