ジャズとコーラス

(18) 親子で歌えばSomething Stupid /Unforgettable


Frank and Nancy Sinatra
シナトラが1967年、はじめて娘のナンシーとデュエットを吹きこみました。シナトラがメロディ、ナンシーがコーラスパートを唄います。

親子や兄弟のコーラスは音声の波形が似ていますから、美しいハモリになります。

この後にもう1曲レコーディングしているそうです。

そのナンシーも2000年には還暦を迎えるのです。それだけ時代が過ぎたのですね。

  


Natalie Cole(1950-2015)
 

親子のデュエットといえば、父親の死後26年目にナタリーが父親の歌に重ねて唄うというめずらしい形のデュエットです。このアレンジはジョニー・マンデルによるものです。1991年に吹きこんでいます。 これで、グラミー賞をもらいました。

ただ、キング・コールが歌ったレコードに重ねただけではないのです。ナタリーが歌う後を追いかけるように、キング・コールが輪唱で歌うところがあるのです。テープを切り貼りして作ったに違いありません。そうすると伴奏がずれますでしょ?ですから、伴奏を消して新しく伴奏をあわせなくてはなりません。かなり、高度な録音技術が使われたものと思います。ひとりで感心していました。

しかし、最近ディジタル録音の技術を自分でやるようになって、それほど難しくないことじゃわいと思うようになりました。

キング・コールはそれにしても早過ぎましたよね。48歳ですよ。もし、このときキング・コールが生きていると74歳になっていたのです。


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