歌と歌手にまつわる話


(10) 生涯で一度 For Once In My Life
 English Version


Frank and Tonny

Sammy and Frank

1965年にできた歌で意外と新しいのです。Ron Miller and Orlando Murdenの作です。すぐにシナトラをはじめトニー・ベネット、サミー・デイビスJr.がそれぞれ違った趣で唄っています。

 シナトラはアタックの利いた歯切れよいスイングで、

 トニー・ベネットはVerseの入った力強いバラードで、

 サミーは速いテンポのサンバで唄う、といった具合。

昔、江戸裁判所(エド・サリバン・ショウ)で、サミーは「このテンポで唄うのは自分だけ」と言って唄っていました。是非、三者を聞き比べてみていただきたいものです。

(1998/10)

Ronald Miller

Orlando Murden

 


シナトラ譜面

メロディがありません。伴奏者用なのです。



ベネット譜面

この譜面はトニーベネットを聴いて書き取ったものだが、Verseを歌っているYoutubeは皆無だ。
CDの棚を見ても20枚ほどあるがVerseの入っているのが見つから
ない。変なの!


 


サミー譜面

わかGはサミー・バージョンで歌います。⇒ わかGFor Once In My Life


ところが世の中ではスティービー・ワンダーの歌だと思っている人が多いのではないでしょうか。今どき、Youtubeを検索するとスティービーで溢れかえっています。参考までにお聴きくだされ。あなたはこの4人の歌の中で誰のが好きですか?上の3人と比べるのは可哀相です。格の違いが分かるでしょ?そう思いませんか?

今回、Stevie Wonderのページを初めて書き、初めて聴きました。わかGとはそういう爺さんなのです。

かつて、スティービーを見たことがあるのは、”We Are The World”の時だけです。

 

 

Stevie Wonderの新ページ

(21/12/31追記)


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