歌と歌手にまつわる話
Story of Songs and Singers

(243) Tommy Flanagan 


Tommy Flanagan(1930-2001)

デトロイト生まれのピアニスト。60年代前半、そして3年ほどのブランクをはさんで1978年までエラ・フィッツジェラルドの専属ピアノとして有名だった。1964年には来日している。

Art Tatum、Teddy Wilsonの影響を受けている。デトロイトにいる頃、ラジオで彼らの演奏を聴いたという。

ソニー・ロリンズの名盤「Saxophone Colossus」やコルトレーンの「Giant Steps」などもピアノ伴奏はフラナガンである。

2001年の10月に開催されたサンフランシスコ・ジャズフェスでのJohn Coltraneのトリビュートで演奏して1ヶ月後、10年前から病んでいた動脈瘤のため死去した。71歳だった。

(2018/3/5)


  Index       Previous Next