歌と歌手にまつわる話

(184) Ray Charles Georgia On My Mind


Ray Charles(1930-2004)

レイ・チャールズのページを書いておこう。このサイトでは当初、かたくなにジャズ以外のジャンルの話題は取り上げていなかった。そんなのの筆頭がレイ・チャールズだ。

個人的にはよく聴きましたよ。でも、これはソウルだからといって取り上げていなかったのです。

”Gerogia On My Mind”はレイ・チャールズの生まれた1930年にホーギー・カーマイケルと作詞・ステュアート・ゴレル(Stuart Gorrell)によって書かれました。やがてジャズとブルースのスタンダードとなりました。

しかし、多くの日本人が最初に耳にしたのは、レイ・チャールズの1960年に出たレコードでした。

私が最初に手にしたレコードは1953年のThe Four KnightsのSpotlight Songsというアルバムの1曲目が”Georgia On My Mind”だった。日本での発売は何年か後のことだろう。高校2年の頃だった。同級生の土井章男が気に入って歌っていたもんだ。 

1979年にはジョージア州の州歌になりましたが、ホーギーの妹、ジョージアのために書いたのだという話があちらこちらに出てきます。真偽のほどは分かりません。

1996年7月、アトランタ・ジョージアでオリンピック大会が開かれました。その時期、私はサンフランシスコからシアトル、バンクーバーと国際学会参加のため西海岸にいました。テレビで開会式を放送していました。レイ・チャールズが”Georgia On My Mind”を歌ったのです。(2015/7/13)


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