ジャズと歴史にまつわる話
History of Jazz

アトランタ交響楽団で71年のコントラバス奏者死去
1つのオーケストラに71年間在籍するという世界記録を持つアトランタ交響楽団のコントラバス奏者、ジェーン・リトル(Jane Little)が、演奏中にステージで倒れて亡くなった。87歳だった。

Jane Little(1929-2016)  and Al Jarreau

同オーケストラによると、5月15日、リトルは「ショウほど素敵な商売はない(There's No Business Like Show Business)」の演奏中に倒れたとのこと。アトランタ病院でいったん意識を取り戻したものの、その後、亡くなったそうだ。

コントラバス奏者のリトルは、今年2月4日の演奏の際、1つのオーケストラにプロとして最も長く在籍しているとするギネス世界記録に認定された。彼女が同オーケストラの前身であるアトランタ・ユース交響楽団の公演に初めて参加してから71年が経っていた。

ジェーン・リトルの訃報を伝えるアトランタ交響楽団のフェイスブックの投稿には、「71年間にわたり我々家族の一員としてジェーンが参加してくれたことは本当にありがたく、我々みな、彼女の情熱やバイタリティ、スピリット、そして素晴らしい才能を失い悲しく思っています」などと綴られている。

 

これはダメですね。代わりを探します。

 

こんな人が世の中にいるのです。クラシックもジャズもない。昭和20年、16歳の時からから今まで演奏家として弾き続けたのです。R.I.P.(2016/5/18)


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